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「鳥の祖先は恐竜」証明 東北大、指成長の仕組み一致  日経WEB

鳥の翼と恐竜の前脚にある「指」の成長する仕組みが同じであることを、東北大学の田村宏治教授と大学院生の野村直生さんらが突き止めた。鳥が恐竜から進化したとする仮説を裏付ける結果。専門家からは始祖鳥の発見以来、鳥の起源を巡る約150年間の論争に終止符を打つ成果との意見も出ている。研究成果は11日、米科学誌サイエンスに掲載される。

鳥と恐竜の前脚の違いは「3本の指がどの指から成長したのか」という点。これまで、ニワトリは卵の中では親指と小指が成長せず、「人さし指、中指、薬指」の3本指になったと考えられてきた。一方、恐竜は小指と薬指が退化した痕跡がある化石があり、「親指、人さし指、中指」の3本とされていた。

田村教授らがニワトリの卵で指の成長を促すたんぱく質を手掛かりに調べたところ、3本指に成長したのは恐竜と同じ「親指、人さし指、中指」だった。たんぱく質が成長の初期段階では薬指の位置にあったため、薬指が成長したと誤解されていたが、発生から3日目以降にはたんぱく質が薬指からなくなっていたという。

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「セックス嫌い」が倍増 若い男性、やはり草食化
16~19歳の男性の3分の1は、セックスに「関心がない」または「嫌悪している」との調査結果を、厚生労働省研究班が12日公表した。
2年前の調査から倍増した。

分担研究者の北村邦夫・日本家族計画協会クリニック所長は
「若い男性の草食化を裏付ける結果だ」としている。

セックスレスの夫婦も増え、40%を超えた。

調査は、男女の生活と意識について知るのが目的で、2010年9月に実施。
全国の16~49歳の男女2693人が対象で、1540人(57%)から回答を得た。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011011201000496.html

飲酒「適量」でもリスク 心房細動の可能性高める 筑波大が分析 日経WEB

2011/1/26 10:21

飲酒は量にかかわらず、脳梗塞などの原因となる不整脈の一種、心房細動の発症リスクを高めるとの解析結果を筑波大の児玉暁研究員、曽根博仁教授らが米学会誌電子版に26日、発表した。

適量の飲酒(純エタノールで男性は1日24グラム以下、女性は12グラム以下)は心筋梗塞などのリスクを下げるとされているが、心房細動のリスクを下げるとはいえないと、児玉研究員らは分析している。純エタノール量は、アルコール度数5%のビール中瓶(500ミリリットル)の場合、20グラムになる。

児玉研究員らは、過去に海外で報告された飲酒習慣と心房細動の関係を調べた14の研究を解析。男女にかかわらず、摂取量が最も多いグループの人が心房細動を発症するリスクは、最も少ないグループの1.5倍との結果が出た。

摂取量の区分は研究によって異なり、最多グループは1日に18~72グラム。摂取量が増えるほど心房細動のリスクが高まるとの研究結果が多かった。

曽根教授は「高齢化に伴い、心房細動は増えつつある。特に過去に心房細動を発症したことがある人を中心に、脳卒中の予防のためにも、飲みすぎないことが重要と思われる」と話している。〔共同〕

羽生善治名人らプロ棋士の脳をfMRIで調査、直感の一手を解明へ

2011/1/21 4:00

プロ棋士の直観、脳の働き解明 人工知能開発に道 理研など 状況把握では視覚関連の活動強く

将棋のプロ棋士が瞬時に盤面を見極め、次の一手を直観で決める際の脳の働きを、理化学研究所や富士通などの研究チームが明らかにした。脳の視覚に関連した部位などの活動がアマチュアに比べて高まるという。人工知能や直観を持つロボットの開発などにつながる成果だ。21日付の米科学誌「サイエンス」(電子版)に掲載される。

日本将棋連盟の協力を得て、羽生善治名人らプロ棋士とアマチュア棋士の脳を比較。脳血流を測定する機能的磁気共鳴画像診断装置(fMRI)などで脳の活動を詳しく調べた。

プロ11人とアマチュア17人に「序盤」「終盤」などの意味のある盤面を見せると、視覚に関連する大脳皮質の「楔前部(けつぜんぶ)」と呼ばれる部分の活動の強さがプロではアマチュアに比べ3倍に達した。盤面を見た瞬間に状況を把握する能力を反映したと考えられるという。ランダムな盤面だと、どの棋士も活動がほとんど変化しなかった。

プロ、アマチュア17人ずつを対象にした詰め将棋の実験で次の一手を考えてもらうと、プロは習慣的な行動にかかわるとされる「大脳基底核」の一部の働きが活発化していた。活動が強いほど正答率は高かった。アマチュアはこの部分がほとんど活動していなかった。大脳基底核の一部は直観的な脳の働きにかかわっているとみられる。

耳かきで分かるあなたの先祖 意外な勢力図  日経ウェブ刊
「もともと人間の耳あかはすべて湿型だった。ところが、数万年前に中国北部やモンゴルの周辺で遺伝子の突然変異に伴い乾型の耳あかが生まれ、周辺地域に広がった」

日本では7割から8割までがカサカサな乾型

乾型遺伝子の出現率が最も高いのは中国北部やその周辺(たとえば中国山西省や韓国大邱市は100%)。ところが、中国北部から離れるほど出現率が低下する。

遠方のアフリカや南米ではついに5%を切る。

乾型遺伝子は下戸の遺伝子と同様に渡来人とともに日本に伝わったそうで、もともとの土着の縄文人は湿型で酒が強かったそう。でも北海道医療大学の新川詔夫学長によると「耳あかと下戸の遺伝子は直接は関連していない」そう。

京大、大腸がんの転移抑制する遺伝子発見

京都大学の武藤誠教授と園下将大講師らは、大腸がんの肝臓や肺への転移を抑える遺伝子を見つけた。がん細胞で転移の引き金となる信号伝達を妨げるという。新たな抗がん剤開発の足がかりになる成果。米科学誌キャンサー・セル(電子版)に19日掲載された。

マウスの大腸のがん細胞と肝臓や肺に転移したがん細胞とを比べ、働く遺伝子の違いを調べた。転移例ではAesという遺伝子が作るたんぱく質の量が減っていた。このAesは転移の引き金となる信号伝達を妨げて、転移を抑えていた。

実際の大腸がん患者でも、肝臓に転移したがん細胞ではAesからできるたんぱく質の量が減少していた。大腸のがん細胞を調べると転移がない患者ではAesが働いているケースが、転移した患者では働いていない例がそれぞれ多かった。

大腸がんのマウスに信号伝達を妨げる薬剤を投与すると、Aes同様に転移が抑えられた。武藤教授は「薬の効果が人でも確かめられれば、他の抗がん剤と組み合わせて使えるのではないか」とみている。

大腸がんは日本人のがんによる死亡者数の中で男性では3位、女性は1位。5年生存率は他臓器への転移がない患者で8~9割だが、転移があると1~2割に下がる。

イングランド北東部にあるNewcastle大学。彼らの研究により、緑茶が持つ認知症への予防性は消化器官で消化された後も効果を発揮することが分かった。

この研究リーダーであるOkello博士は「この研究の興味深いところは、緑茶は消化器官の酵素で消化されると、そのアルツハイマーへの予防性をより一層高めるところなんだ」と述べ、消化前より消化後の方が緑茶の認知症予防効果が強いことを発表した。

さらにOkello博士は「これに加えて、消化後の緑茶が持つ化合物が抗がん性を持っていることも発見したんだ。この抗がん性は腫瘍細胞の成長を著しく低下させるんだよ」と緑茶の新たな可能性にも言及した。

脂肪燃焼効果や美肌効果など様々な健康効果を持っている上に、さらに認知症予防やがん予防にまで効くとは、緑茶はまさに百薬の長。

最後にOkello博士は、まだ研究の余地があることを踏まえた上で「一日少なくとも一杯の緑茶を飲むことをお薦めするよ」と付け加え、いかに緑茶が私たちの健康にとって有益なものかを教えてくれた。